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元自衛官が語る!自衛隊のつらいところ(29歳男性)

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元自衛官が語る!自衛隊のつらいところ(29歳男性)

私が自衛隊に入隊した年は東日本大震災があった2011年でした。
震災の影響により3日ほど入隊が遅れましたが、ほぼ予定通りに4月4日に入隊できました。
場所は日本で1番暑い地方と言われていた、埼玉県の熊谷基地でした。
私は幼い頃から格闘技漬けの毎日を過ごしていたこともあり、体力には自信がありましたが、身体的な苦痛よりも精神的な苦痛のほうが大きかった記憶があります。
朝6時のラッパ放送での起床に始まり、飛び交う上官の怒号の中で全力で整列、そして点呼。
すぐに部屋に戻りこれまた全力でベットメイキング、寮内の清掃が終われば、すぐに朝食。
食べる時間は5分もない。
自衛官の食事は時間に追われて厳しそうというイメージが強いと思いますが、正確には1日のスケジュールがパンパンで食事の時間を削るしか方法が無いのです。
このように、腕立て伏せや射撃訓練などの一般に認識されている身体的なつらさよりも、訓練と訓練のあいだに精神的に疲弊していく時間のほうがよほどつらかったと記憶してます。
人生は修業の連続です。
私は自衛官として8年勤務しましたが、その時の経験が今のタフネスさを築いていると実感してます。
景気が悪くなっている日本にいて、今後は公務員でもある自衛隊に入隊を考えているかたは、人生日々修業であると自分に言い聞かせ頂ければ耐え抜けるかと思います。

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